SATORU KOBAYASHI 小林 哲

1997年入社
PolandTokaiOkayaManufacturingSp.zo.o.社長

鉄鋼部門や岡谷薄板販売の社長を経て、2015年よりポーランドにあるプレス加工部品の製造子会社で、社長を勤めています。赴任当初は、主要取引先の企業がポーランドから撤退し、経営状況は非常に厳しいものでした。そこで取り組んだのは、緻密に戦略を練り、コツコツと一つずつ問題を解決していく事。国籍も文化も違う社員たちと、業績を上げるという共通の目標に向かって「ワンチーム」となり、数年後には黒字化を図る事ができました。業績が上向くに従って周りから信頼されるようになり、「社長を信じて付いてきて良かった」と言われた時は、最高に嬉しかったですね。社員が250名いる中で、日本人は私だけ。トラブルが起きた時も決して感情的にならず、粘り強く議論し、部下と共に問題を解決するようにしています。ただ理想を掲げるだけでは無く、「地に足の付いた」実務的なアプローチを行う事も心掛け、社員一人ひとりの能力を最大化する事を念頭に、言葉の上手さよりも、何を伝えたいかを大切にコミュニケーションを図っています。想いを持って誠実に仕事に取り組み結果を出す事で様々なチャンスを掴む事に繋がります。大変な事もありますが、自分にしか経験できない仕事に今後も挑戦していきたいです。